日本地震学会強震動委員会 第22回研究会

強震動委員会では,強震動研究とその関連分野の関係者が集う研究会を企画しております.その目的は,

1. 現実の社会の中で強震動研究の成果が一体どのように利用されているかを知りそれを強震動研究に反映すること,
2. 強震動研究の目指す目標をより高くしてゆくために,関連分野における最新の研究を学ぶこと,
3. 強震動研究とその関連分野に関わる人々との相互理解を深めること,

などです.研究会を積み重ねながら,強震動研究をより効果的に社会に役立てるための手がかりを見つけて行きたいと考えております.

このたび,第22回研究会を,以下のように実施することが決定しましたのでお知らせ致します.どうぞ奮ってご参加下さいますよう,お願い申し上げます.

【第22回研究会の概要】
日時:2012年1月31日(火) 17時30分から1時間程度(同日15:00〜17:00に開催される強震動委員会の終了後)
場所:東京大学地震研究所・会議室(1号館3階)
参加費:無料,登録:不要

講師:   山田 哲 先生(東京工業大学建築物理研究センター 准教授)
講演題目:「実大鉄骨造建物の震動崩壊実験」
講演概要:
 2007年にE-ディフェンスで行われた実大4階建鉄骨造建物の完全崩壊実験を題材に、準備段階においてどのように加振・計測についてどのようなことを検討したのか、実験当日にはどのような決断を行ったのかなど、世界で初めて実大の建物を震動台で倒した実験について、裏話を交えて話します。


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