日本地震学会強震動委員会 第25回研究会のお知らせ

 強震動委員会では,強震動研究の成果をより効果的に社会に役立てるための手がかりをつかむことを目的として,研究成果が社会でどのように活用されているかを知り,また,関連分野における最新の研究を学ぶため,強震動研究会を開催しております.

 このたび,第25回研究会を,以下のように実施することが決定しましたのでお知らせ致します.日本地震学会会員・非会員に限らずどなたでも参加できます.どうぞ奮ってご参加下さいますよう,お願い申し上げます.

【第25回研究会の概要】
日時:2014年2月3日(月) 18時から1時間程度
場所:東京大学地震研究所1号館会議室(1号館3階)
参加費:無料,登録:不要

講師:松岡 昌志 先生(東京工業大学大学院総合理工学研究科)
講演題目:「衛星リモートセンシングによる地震・津波被害の把握」
講演概要:
 広域巨大災害の早期把握技術のひとつとして,人工衛星に搭載された光学センサや合成開口レーダ(SAR)によるリモートセンシングがあります.地すべりや建物被害によって地表面の物性や形状が変化し,それが輝度値や後方散乱強度の変化として表れます.画像処理の分野において一般的な方法に基づいて,リモートセンシング画像から被害分布を推定する方法を示します.また,画像内の画素の移動量やレーダ画像に含まれるマイクロ波の位相の差分から地殻変動が検出できる事例を紹介します.


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