強震動委員会議事録


日本地震学会強震動委員会議事録(2000年度第6回)

日時:2001年3月22日10:00-12:30
場所:東京大学地震研究所第3会議室
出席者:飯田昌弘、岩田知孝、植竹富一、香川敬生,川瀬博、工藤一嘉、
   纐纈一起、佐藤俊明,澤田純男,笹谷努、武村雅之、久田嘉章,
   藤原広行(青井代理),山中浩明,横井俊明,(以上、委員),
   大堀道弘,東貞成,宮越研(以上、オブザーバー)

資料:(0)第29回強震動委員会議題(山中より提出)
    (1)第28回強震動委員会議事録(2000年度第5回)(横井より提出)
    (2)合同大会S5セッション(調査班A,岩田より提出)
    (3)シンポジウム案(調査班B,植竹より提出)
    (4)強震動予測の研究成果の普及活動及び専門家向け解説書の出版活動計画(案)(川瀬より提出)
    (5)「長野県地震対策基礎調査第3回専門委員会」(久田より提出)
    (6)「東工大・地震工学研究レポート」(山中より提出)
    (7)「インド西部地震に関する情報」(横井より提出)
    (8)日本学術会議地震工学専門委員会議事録(案)(工藤より提出)

議事内容:
1.強震動関連の情報
 強震動委員会に関連深いものとして以下の報告があった。
 (1)武村により、理事会で災害軽減検討委員会を設置することについての検討が行わ
  れているとの報告があった.
 (2)工藤により,地震工学会の会員数が1300名を超えたこと,11月28〜30日に大会を
  行う予定であることが報告された.
  ホームページが開設予定(http://www.jaee.gr.jp/)である。
 (3)工藤より,12月6日に開催された学術会議地震工学専門委員会の議事録および
  地震動小委員会の設置が継続設置される方向で進んでいることが報告された.
 (4)笹谷より、第11回日本地震工学シンポジウム運営委員会の委員として,東貞成氏と
  山中浩明氏を推薦したことが報告された.
 (5)久田より,資料5にように長野県地震対策基礎調査に関する情報が説明された.

2.活動内容
(1)調査班Aの岩田より,資料2に基づいて合同大会特別セッション「内陸想定地震に
  対する断層・地盤構造評価と強震動予測」の内容が紹介された.
(2)調査班Bの植竹より,資料3に基づいてシンポジウム内容案が紹介された.議論の
  結果,シンポジウムを7〜8月の開催することを暫定的に決め,的を絞った内容を
  次回までに再度検討することとなった.
(3)調査班Cの川瀬より,強震動評価に関する講習会の実施について進捗状況の説明が
  あり,詳細は後日メールで連絡することとなった(資料4).H13年度10月を目処に
  第一回を開催する予定である.
 (4)調査班Dの久田より、「強震観測の最新情報:CDMG」がニュースレターの次号に
  掲載される事が報告された.

3.その他
(1)エルサルバドル地震
 山中より,エルサルバドル地震被害調査関係の資料の説明があった(資料6).
 詳細は,東工大瀬尾研のWWW
(http://www.enveng.titech.ac.jp/seo/contents/research/el_salvador/report0215.htm)を,
 強震データは,http://www.uca.edu.sv/investigacion/terremoto/indice.htmを
 参照のこと.
(2)インド西部地震
 横井より,インド西部地震関係の情報が説明された(資料7).詳細は、EERIのURL
 (http://www.eeri.org/Reconn/bhuj_India/gujarat_india0101.html)
 で閲覧可能。また、IIT, KamburのURL
 (http://www.nicee.org/NICEE/Gujarat/gujaratslides/gujarat_slides.htm)でも可能.
(3)委員の構成について
  来年度(平成13年度)も現在の体制で活動を行うことが了承された.
(4)次回開催
 2001年度第1回強震動委員会
 日時:2001年5月18日(水)14時〜17時
 場所:地震研究所第2会議室

日本地震学会強震動委員会議事録(2000年度第5回)

日時 1月24日(金)14:00−17:45
場所 地震研究所第2会議室
出席者:飯田昌弘、岩田知孝、香川敬生,工藤一嘉、笹谷努、佐藤俊明、澤田純男、
武村雅之、久田嘉章、藤原広行(青井代理)、山中浩明、横井俊明(以上、委員)、
大堀道広、東貞成、宮腰研(以上、オブザーバー) 

資料:(1)第28回強震動委員会議題(山中より提出)
   (2)第27回強震動委員会議事録(2000年度第4回)(横井より提出)
   (3)調査班A:「2001合同大会特別セッションについて」(岩田より提出)
   (4)調査班B:「シンポジウム案」(植竹より提出)
   (5)調査班C:「強震動予測の研究成果の普及活動及び専門家向け解説書の出版
     活動計画(案)」(川瀬より提出)
   (6)調査班D:「強震観測・研究成果の有効利用の活動予定」(久田より提出)
   (7)「長野県地震対策基礎調査について」(久田より提出)
   (8)「災害調査委員会報告」(岩田より提出)
   (9)「ワークショップ リアルタイム地震情報伝達システム」(藤原より提出)

議事内容:
1.強震動関連の情報
 強震動委員会に関連深いものとして以下の報告があった。
 (1)武村により、理事会・評議会の状況として、法人化記念の行事を検討していること
  が報告された。
 (2)工藤により、地震工学会に関する情報として、会員数が1000名を越えたこと、
  現在,学会運営の詳細を検討中であることが報告された。詳しくは,学会HP
  (http://homepage2.nifty.com/jsee/home.htm)を参照とのこと。
 (3)工藤により、地震調査研究推進本部の活動に関する報告がなされた。
 (4)藤原により、基盤観測網の整備に関する報告がなされた。
 (5)工藤により、学術会議の第18期方針に関する報告がなされた。
 (6)岩田により、資料(8)に基づき、災害調査委員会の動きとして、科研費突発災害が
  立ち上がったこと、エルサルバドルの地震でリンク集ができたこと、が報告された。
  後者に関しては、災害委員会のメーリングリストを作ったので情報を流してほしい
  とのこと。
 (7)武村により、気象庁でのマグニチュード決定法の見なおしの動きが報告された。
  (8)久田により,資料(7)に基づいて長野県地震対策基礎調査に関する情報が提供された。

2.活動内容
  (1)調査班Aの岩田より,資料(3)に基づいて2001年合同大会での特別セッション
  への申し込みが報告され、また投稿の呼びかけがなされた。
  (2)調査班Bの大堀より,資料(4)に基づいて活動計画案が提示された。シンポジウム
  の内容でリアルタイム地震学を強調すべきかどうかについて議論があり、
  その結果を踏まえて調査班Bで計画案をつめ次回委員会に再提出することとなった。
  (3)調査班Cの佐藤より、資料(5)に基づいて、講習会開催・出版に関する活動計画が
  示された。講習会については、基本的に実施することとなった。その内容について
  は調査班Cで再度検討することとなった。
 (4)調査班Dの久田より、資料(6)に基づいて広報活動に関する報告が紹介された。

3.その他
  (1)次回開催
 2000年度第6回強震動委員会
 日時:2001年3月22日(木) 10:00-12:30
 場所:地震研究所2階西奥の講義室

日本地震学会強震動委員会議事録(2000年度第4回)

日時 11月24日(金)10:00−12:30
場所 地震研究所第2会議室
出席者:飯田昌弘、岩田知孝、植竹富一、香川敬生,工藤一嘉、纐纈、笹谷努、
佐藤俊明、藤原広行(青井代理)、横井俊明(以上、委員),大堀道弘、東貞
成、(以上、オブザーバー) 

資料:(1)第27回強震動委員会議題(横井より提出)
   (2)第26回強震動委員会議事録(2000年度第3回)(横井より提出)
   (3)調査班A:「2001合同大会特別セッション申し込み」(岩田より提出)
   (4)調査班B:「平成12年鳥取県西部地震で強震観測網は十分に
          機能したか?」(植竹より提出)
   (5)調査班C:「強震動予測の研究成果の普及活動及び専門家向け解説書の
          出版 活動計画」(川瀬より提出)
   (6)「災害調査委員会報告」(岩田より提出)
   (7)「平成12年鳥取県西部地震でのK-NET運用記録メモ」(藤原より提出)
   (8)「長野県地震対策基礎調査について」(香川より提出)

議事内容:
1.強震動関連の情報
 強震動委員会に関連深いものとして以下の報告があった。
 (1)笹谷により、地震学会の法人化手続きの経過について報告がなされた.
 (2)工藤により,「地震工学会」の2001年1月発足に向けての日程とその性格付け、
  既存学会・組織との関係が報告された.
 (3)岩田より資料(6)に基づき、災害調査委員会関連の報告がなされた.
 (4)工藤より地震調査研究推進本部の強震動評価部会の活動内容が報告された.
 (5)工藤より学術会議メカニクス構造研究連絡委員会の活動について報告がなされた.
 (6)平成12年鳥取県西部地震を契機として強震動予測手法を再検討する機会を作るべき
  ではないか、との問題提起がなされ、議論を継続する事となった.
  (7)香川より,資料(8)に基づいて長野県地震動策定に関する経緯について説明がなされた.

2.活動内容
  (1)調査班Aの岩田より,資料(3)に基づいて2001年合同大会での特別セッションへの
  申し込みが報告された.
  (2)調査班Bの植竹より,資料(4)に基づいて活動方針が提示された.また藤原より
  資料(7)による報告がなされた.
  (3)調査班Cの川瀬より、資料(5)に基づいて、講習会開催・出版に関する活動計画が示された.

3.その他
  (1)次回開催
 2000年度第5回強震動委員会
 日時:2001年1月 詳細な日程は未定

日本地震学会強震動委員会議事録(2000年度第3回)

日時:2000年9月27日14:00-17:00
場所:東京大学地震研究所第2会議室
出席者:青井真,飯田昌弘、岩田知孝、植竹富一、香川敬生,工藤一嘉、古村孝
志(纐纈代理)、笹谷 努、澤田純男、武村雅之、久田嘉章、堀家正則、山中浩
明、横井俊明、佐藤俊明(以上、委員),大堀道弘、東貞成、藤原広行(以上、
オブザーバー) 

資料:(1)第26回強震動委員会議題(山中より提出)
   (2)強震動委員会議事録(2000年度第2回)(山中より提出)
   (3)調査班A:2001合同大会特別セッションの提案(岩田より提出)
   (4)調査班B:これからの活動の模索(植竹より提出)
   (5)調査班D:強震観測・研究成果の有効利用の活動予定(久田・武村より提出)
   (6)「第18回地震工学専門委員会の活動に向けて」(工藤より提出)
   (7)「地震工学会発足準備会(第一回)」(武村より提出)
   (8)「地震動予測地図作成手法の研究の位置付け」及び「平成13年度地震調査研究
     関係政府予算概算要求」(藤原より提出)

議事内容:
1.強震動関連の情報
 強震動委員会に関連深いものとして以下の報告があった。
 (1)笹谷により、地震学会の法人化が文部省の一次審査を通り、10月16日に設立総会が開催
  される事、災害調査委員会の活動に関するワーキンググループの委員が決まった事が報告
  された.
 (2)工藤により,「地震工学会」の2001年1月発足に向けての日程とその性格付け、
  既存学会・組織との関係が報告された.また、地震工学会発足の説明書と入会案内を地震学
  会秋季大会で、地震工学会執行幹事である工藤が、地震学会理事会の承認を得て配布する予
  定である事が報告された。
 (3)工藤から、学術会議での地震動小委員会再発足のための協力要請があった.
  (4)工藤によりESG幹事会での、微動の地震工学的利用法のガイドラインを作成するための
  研究計画、及び台北盆地をテストサイトとした研究活動の企画が報告された.
 (5)青井により,Kik-netのデータ公開状況が報告された。
 (6)藤原より,資料(8)に基づき、地震動予測地図作成手法の研究の位置付けが報告された.
 (7)笹谷より,地震調査研究推進本部の強震動評価部会の活動内容が報告された.
 (8)調査班Bに大堀オブザーバーが参加する事が承認された。

2.活動内容
    (1)調査班Aの岩田より,資料3に基づいて2001年合同大会での特別セッションの企画が
  提案され、これからさらに前向きに検討する旨承認された.
  (2)調査班Bの植竹より,資料4に基づいて活動方針案が説明された.調査班Dとの切り分け、
  活動の具体案について、さらに検討することとなった.
  (3)調査班Cに関しては担当者からの報告は無かったが,年2回の強震動評価に関する講習会が
  地震学会の予算に計上されている事が笹谷より報告された.
  (4)調査班Dの久田より,資料5に基づいて活動方針案が説明された.具体的な活動内容につい
  て班内でさらに検討し,項目の絞り込む事になった.
 (5)各調査班の担当者で検討を行い,次回に再度案を議論することとなった.

(参考)各調査班の担当者.
   調査班A=強震動研究の将来像の策定:
          岩田(班長),入倉,香川,工藤
   調査班B=強震観測及びデータ活用に関する将来の課題
          植竹(班長),東,青井,纐纈
   調査班C=強震動予測の研究成果の普及活動及び専門家向け解説書の出版
          川瀬(班長),香川,佐藤,堀家
   調査班D=強震動予測の研究成果をどう生かすか
          久田(班長),飯田,澤田,武村

3.その他
  (1)次回開催
 2000年度第4回強震動委員会
 日時:2000年11月24日(水)10時〜12時30分

日本地震学会強震動委員会議事録(2000年度第2回)

日時:2000年7月24日14:00-17:00
場所:東京大学地震研究所第2会議室
出席者:青井真,飯田昌弘、岩田知孝、植竹富一、香川敬生,川瀬博、工藤一嘉、
   古村孝志(纐纈代理)、笹谷努、武村雅之、久田嘉章、山中浩明、横井俊明、
   佐藤俊明(以上、委員)、藤原広行,大堀道弘(以上、オブザーバー) 

資料:(1)第25回強震動委員会議題(山中より提出)
    (2)強震動委員会議事録(2000年度第1回)(横井より提出)
    (3)調査班A:強震動研究の将来像の策定(岩田より提出)
    (4)調査班Bの活動案(植竹より提出)
    (5)調査班D=強震観測・研究成果の有効利用の活動予定(久田より提出)
    (6)「地震工学会」設立(武村より提出)
    (7)短編「地震被害想定のよりよい実用化にむけて」(久田より提出)
    (8)建築基準法の抜粋(久田より提出)
    (9)建築学会公開シンポジウム「地震被災危険度の評価およびその公開を
         前提とした防災対策のあり方について」(久田より提出)
   (10)基盤観測(KiK-net)およびK-net観測点(青井より提出) 

議事内容:
1.強震動関連の情報
 強震動委員会に関連深いものとして以下の報告があった。
 (1)笹谷により、地震予知委員会・災害調査委員会の設立が総会で承認されたことが
  報告された.具体的な活動については今後検討する予定である.
 (2)武村により,「地震工学会」設立に関する説明があった.2001年1月発足に向けて
  準備中である.地震学会関係への窓口として武村が対応している.
 (3)工藤より、6月に開催された強震動評価部会について説明があった.議事録と討論の
  メモがWWWに公開されているが,資料関係は公開されているかわからない.各自で
  WWWを見て,必要であれば,資料の公開などの要望を検討することにした.また,
  次回に,入倉委員に部会の現状について報告してもらってはどうかとの意見があった.
 (4)工藤より、強震観測事業連絡会議の活動が再開したことが報告された.強震速報と
  強震年報をWWWで公開している.アドレスは
  http://www.kyoshin-net.org/kyoukan/である.
 (5)青井より,提出された資料に基づいて,Kik-netの地震計設置状況が説明された.
  8月中には,データを公開する予定で準備を行っている.地中地震計の方位がまだ確定
  できないものが一部ある.地盤情報については9割程度は公開できる見込みである.
 (6)藤原より,K-netの更新に関してデータの活用状況を調査したいので,K-netのデータを
  用いて発表した論文などがある場合には,連絡してほしいとの依頼があった.
 (7)古村より,伊豆諸島での強震観測の実施状況が報告された.新島2点,式根島1点,
  神津島2点,三宅島3点で観測中である.

2.活動内容
  (1)委員へのアンケートを基にして各調査班の担当者を以下のようにした.
   調査班A=強震動研究の将来像の策定:
          岩田(班長),入倉,香川,工藤
   調査班B=強震観測及びデータ活用に関する将来の課題
          植竹(班長),東,青井,纐纈
   調査班C=強震動予測の研究成果の普及活動及び専門家向け解説書の出版
          川瀬(班長),香川,佐藤,堀家
   調査班D=強震動予測の研究成果をどう生かすか
          久田(班長),飯田,澤田,武村
  (2)調査班Aの岩田より,資料3に基づいて調査班Aの活動方針案が説明された.シンポ
  ジウムか勉強会を開催し,議論を深め,方向性を探る予定である.
  (3)調査班Bの植竹より,資料4に基づいて活動方針案が説明された.調査班のテーマの
  一部が調査班Dと類似するので検討することとなった.
  (4)調査班Cの川瀬より,年2回程度の強震動評価に関する講習会を開催し,講習会の資料
  をベースに出版物について検討することが説明された.
  (5)調査班Dの久田より,資料5に基づいて活動方針案が説明された.項目が多岐にわたる
  ので,項目の絞り込みを検討したほうがいいとの意見があった.
  (6)各調査班の担当者で検討を行い,次回に再度案を議論することとなった.

3.その他
  (1)なゐふる
 武村より,関東地震関係の記事をなゐふるに連載することが報告された.
  (2)次回開催
 2000年度第3回強震動委員会
 日時:2000年9月27日(水)14時〜17時

日本地震学会強震動委員会議事録(2000年度第1回)

日時:2000年5月19日13:00-17:00
場所:東京大学地震研究所第2会議室
出席者:飯田昌弘、岩田知孝、植竹富一、川瀬博、工藤一嘉、、纐纈一起、笹谷
 努、武村雅之、久田嘉章、山中浩明、横井俊明(以上、委員)、堀家正則、
 佐藤俊明(以上、新委員)、大堀道広、東貞成(以上、オブザーバー) 

資料:(1)第24回強震動委員会議題(山中より提出)
   (2)強震動委員会議事録(1999年度第6回)(飯田より提出)
   (3)「強震動委員会の必要性について」(山中より提出)
   (4)「平成12年度の強震動委員会のメンバーについて」(笹谷より提出)
   (5)「今年度の活動についてのアンケート結果」(笹谷・山中・横井より提出)
   (6)「基盤観測(強震計)のデータ公開に関して」(青井より提出)

議事内容:
(A)強震動関連の動き
 強震動委員会に関連深いものとして以下の報告があった。
 (1)笹谷により、災害調査委員会設立の準備が進められている事が説明された。
 (2)武村より、春の合同大会に関して、事態は未だに流動的であるが、開催主体を引き受ける
  有志グループが合同大会連絡会外に設立され、当面はそこが合同大会の面倒を見るが、
  将来はAGU的な組織を目指すようだ、との説明がなされた。
 (3)工藤より、科学技術庁地震調査研究推進本部政策委員会調査観測計画部会が平成10年
  5月以来,久々に開催され,「地震に対する基盤的調査観測計画進捗状況」について報告が
  あった事、4月21日強震動評価部会が開催され,確率論的地震動予測の研究紹介,分科会に
  おける糸魚川ー静岡構造線をターゲットとした強震動予測シミュレーションの検討内容の
  報告・議論があったことなどが報告された.
 (4)工藤より、強震観測事業連絡会議の動向に関する報告として、電子メディアのみでなく
  印刷物としての強震記録の発行が推奨された事の説明がなされた。
 (5)工藤より、学術会議地震工学専門委員会での地震動小委員会の継続を要望した事の説明
  がなされた。
 (5)青井より提出された資料により、基盤観測(強震計)のデータ公開は2000年7月頃をめ
  どになされる事が説明された。

(B)活動内容
  (1)上記資料(4)により、新年度の委員会目メンバーに関する委員長案を参加者に提示し承認を
  得た。委員会委員は以下の通り。
  青井真、飯田昌弘、入倉孝次郎、岩田知孝、植竹富一、香川敬生、川瀬博、
  工藤一嘉、、纐纈一起、笹谷 努、佐藤俊明、澤田純男、武村雅之、久田嘉章、
  堀家正則、山中浩明、横井俊明
 (2)上記資料(5)により、新年度の委員会活動の内容と実施体制についての議論の結果、
  前年度の活動の積み残しについては継続して活動する事とし、新年度は、次の4班を設置
  する事に決定した。
   調査班A=強震動研究の将来像の策定:岩田(班長)
   調査班B=強震観測及びデータ活用に関する将来の課題:植竹(班長)
   調査班C=強震動予測の研究成果の普及活動及び専門家向け解説書の出
        版:川瀬(班長)
   調査班D=強震動予測の研究成果をどう生かすか:久田(班長)

(C)次回開催
 2000年度第2回強震動委員会
 日時:2000年7月24日(月)14:00より

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