2003年度 強震動委員会議事録


第41回日本地震学会強震動委員会議事録
日時:2003年4月4日(金)15:00-17:00
場所:地震研究所第2会議室
出席者:青井・植竹・大堀・香川・川瀬・工藤・纐纈・佐藤(俊)・笹谷・芝・東・山中・横井(以
上委員)古村(以上オブザーバー)

資料
(1)第41会日本地震学会強震動委員会議題(山中より提出)
(2)第40会日本地震学会強震動委員会議事録(山中より提出)
(3)調査班B:第2回「強震動予測-その基礎と応用」講習会実施報告(東より提出)
(4)調査班C:活動報告と活動案(大堀より提出)
(5)Kik-net地中地震計方位の推定値(青井より提出)
(6)日本学術会議地震工学専門委員会報告「地震防災の技術と科学の質的向上と国際競争力強化」
(工藤より提出)

議題
1.前回議事録の確認
前回議事録が承認された。
2.調査班活動報告
(1)調査班A:青井より合同大会特別セッションの準備状況について報告があった。
(2)調査班B:東より資料(3)に基づき、第2回「強震動予測-その基礎と応用」講習会実施状況の報
告があった。報告記事は地震学会ニュースレターに投稿予定。また、山中より、出版物の準備状況に
ついて報告があった。
(3)調査班C:大堀より資料(4)に基づき、活動方針案として公開勉強会が提案され議論された。
3.平成15年度の体制について
平成15年度は、幹事2名は続投することになった。また、委員は年度内に公募を行うことを検討する
ことになった。
4.地震学会内の動き報告および対応
(1)理事会・総会関連
・纐纈より、理事会の動きについて報告があった。
5.学会外の動きおよび対応
(1)IUGG(2003)SAPPORO関連
・笹谷より、IUGGのプログラム準備状況について報告があった。また、IUGGの会期中にESGワークシ
ョップを開催する旨の情報提供があった。
(2)地震工学会関連
・工藤より、日本地震工学会内に、強震記録を取り扱う研究委員会が準備されている旨の報告があっ
た。
(3)地震調査推進本部関連
・笹谷より、3月26日に開催された地震動予測地図ワークショップの状況について報告があった。
(4)基盤観測網の整備
・青井より、資料(5)に基づき、KiK-NETの地中センサーの方位の調査状況、及びK-NETの機器更新計
画について情報提供があった。
(5)学術会議
・工藤より、資料(6)に基づき経緯・概要の説明があった。
6.次回開催予定
日時:2003年6月4日(水)14:00-16:00
場所:地震研究所内

第42回日本地震学会強震動委員会議事録(2003年度第2回)
日時:2003年6月4日(水)14:00-16:00
場所:地震研究所第2会議室
出席者:青井・岩田・植竹・大堀・香川・川瀬・工藤・纐纈・澤田・武村・久
田・藤原・松島(佐藤(俊)代理)・笹谷・横井(以上委員)・古村(以上オ
ブザーバー)

資料
(1)第42会日本地震学会強震動委員会議題(横井より提出)
(2)第41会日本地震学会強震動委員会議事録(横井より提出)
(3)調査班A:日本地震学会秋季大会特別セッション(青井より提出)
(4)調査班C:強震動委員会ミニ研究会(大堀より提出)
(5)Program, Workshop on Effects of Surface Geology on Seismic Motion
(工藤より提出)
(6)地震予知のための新たな観測研究計画(第2次)の推進について(中間報
告)(纐纈より提出)
(7)2003宮城県沖の地震-強震動と建物等の被害-(纐纈より提出)

議題
1. 前回議事録の確認
  前回議事録が承認された。
2. 各調査班の活動報告
  調査班A:青井より、資料(3)により、2003年合同大会特別セッションの
実施報告及び資料(3)に基づく地震学会秋季大会特別セッション企画について
の説明があった。
  調査班B:武村より、強震動関連出版物の進捗状況の説明があった。ま
た、笹谷より講習会予算が認められたことが報告された。
  調査班C:大堀より、資料(4)により、強震動委員会開催日に合わせて研究
会も開く提案があり、計画が説明された。
3. 学会内の動きおよび対応
  植竹より、総会実施状況、及び、普及行事委員会の設立が承認された事、
学会賞についての検討が進行中である事等理事会の動きについての報告がなさ
れた。
  纐纈より、資料(6)により、新地震予知計画についての説明があった。
4. 学会外の動きおよび対応
  工藤より、資料(5)により、IUGG会期中、7月11日にKKR札幌でESGワーク
ショップを開催する予定である旨の情報適用がなされた。
  川瀬より、13WCEEのアブストラクト締め切りが7月15日まで延期された
事、強震動予測関連のSpecial Thema Sessionへの応募が順調である事の報告
があった。
  川瀬より、11月5日に、日本建築学会地盤振動シンポジウムが開催される
旨の情報提供があった。
  澤田より、11月26-28日に構造信頼性シンポ、12月9-12日に日本地震工学
研究発表会、
12月9-12日に土木学会地震工学研究発表会が開催される旨の情報提供があった。
5. その他
   藤原より、K-NETの機材更新の動きと併せてK-NETが気象庁の震度ネット
ワークに公式に組みこまれる旨の情報提供があった。
  纐纈より、資料(7)により、5月26日宮城県沖の地震の現地調査結果につい
て説明があった。

また、委員会終了後,下記の要領で研究会を開催した。参加者は講師を除いて
27名であった。
日時:6月4日16:00-17:45
場所:東京大学地震研究所地震研究所第2会議室
講師:松澤 暢さん(東京大学地震研究所地震予知研究推進センター)
話題:海溝型地震とアスペリティに関する最新の研究(仮題)


第43回日本地震学会強震動委員会議事録
日時:2003年9月10日(水)13:00-16:30
場所:地震研究所第2会議室
出席者:青井・岩田・植竹・大堀・香川・纐纈・澤田・武村・堀家・松島(佐
藤(俊)代理)・横井(以上委員)・藤原・早川・古村・福島・山田(以上オ
ブザーバー)

資料
(1)第43回日本地震学会強震動委員会議題(横井より提出)
(2)第42回日本地震学会強震動委員会議事録(横井より提出)
(3)調査班B:講習会実施計画(案)(香川より提出)
(4)調査班C:強震動委員会第一回研究会報告(大堀より提出)
(5)日本地震学会論文賞(案)および若手学術奨励賞(案)に関する意見募集
(纐纈より提出)
(6)Asian Seismological Commision(ASC/IASPEI)への参加問題に関する検討の
依頼(纐纈より提出)
(7)Earthquake Hazard Assessment and Risk Management in Asia and
Pasific(纐纈より提出)

議題
1. 前回議事録の確認
  前回議事録が承認された。
2. 各調査班の活動報告
  調査班A:青井より、2003年秋季大会特別セッションの応募状況報告が
あった。
  調査班B:武村より、強震動関連出版物の進捗状況の説明があった。ま
た、香川より資料(3)に基づき講習会実施計画の説明が有った。
  調査班C:植竹より、資料(4)に基づき、第一回研究会報告及びこれから開
催する研究会の企画案の説明があった。
3. 学会内の動きおよび対応
   纐纈より、資料(5)に基づき学会賞設立の進捗状況に関する説明があっ
た。又、資料(6)、(7)に基づきASC/IASPEIから地震学研連経由で地震学会へ依
頼のあった件についての説明があった。
4. 学会外の動きおよび対応
  武村より、国立科学博物館で開催中の「地震展」の現況と、国立歴史民族
資料館(千葉県佐倉市)で開催中の「ドキュメント災害史」が紹介された。 
  堀家より日本建築学会で2003年11月5日に地盤振動シンポジウム、同6日に
シンポジウム「地震荷重−性能設計への展望−」が開催される旨の情報提供が
あった。
  澤田より、2003年11月11-13日に日本地震工学会大会、12月9-12日に土木
学会地震工学研究発表会が開催される旨の情報提供があった。
   香川より、上記の日本地震工学会大会において,「強震動データの共有化
及び活用法」に関するセッションが開催される旨の情報提供があった。


5.委員会終了後,宮城県北部地震に関する情報交換会を開催した。
6.次回日程
 日時:2003年10月7日09:00-10:00
  場所:日本地震学会秋季大会会場552号室



第44回日本地震学会強震動委員会議事録
日時:2003年10月7日(水)9:00-10:20
場所:地震学会秋季大会会場第552号室
出席者:入倉・植竹・香川・工藤・纐纈・笹谷・澤田・東・堀家・松島・山中
(以上委員)古村・松島・藤原(以上オブザーバー)

資料
(1)第44回日本地震学会強震動委員会議題(山中より提出)
(2)第43回日本地震学会強震動委員会議事録(山中より提出)
(3)調査班B:講習会実施計画(香川より提出)

議題
1. 前回議事録の確認
 前回議事録が承認された。
2. 各調査班の活動報告
 調査班A: 2004年合同大会のセッション提案について議論があった.次回の
提案を見送ることも含めて,今後検討する.
 調査班B:山中より、強震動関連出版物の進捗状況の説明があった。また、
香川より資料(3)に基づき講習会実施計画の説明があった.前回の講習会の資
料の取り扱いについて議論を行い,次回の講習会で販売することとなった.
 調査班C:植竹より、次回の委員会で第2回研究会を開催することが紹介さ
れた.
3. 学会内の動きおよび対応
   纐纈より、論文賞と若手奨励賞を設立するとの報告があった.
4. 学会外の動きおよび対応
 入倉より、ASCでの地震リスク関係のプロジェクトについて説明があっ
た.委員会としては,積極的にバックアップしていくこととなった.
 工藤より,学術会議での地震工学研連の動向が説明された.
5.その他
 藤原より,K-NETの機器の更新に関して説明があった.さらに,強震観測の
あり方について議論があった.
6.次回日程
 日時:2004年1月7日14:00-
  場所:東大地震研究所第3会議室
委員会終了後に,第二回研究会を開催します.遠田晋次さん(産業技術総合研
究所・活断層研究センター)より,「活断層情報から強震動予測は本当に可能
なのか?:疑問だらけの活断層評価」と題した発表があります.


第45回日本地震学会強震動委員会議事録
日時:2004年1月7日14:00-16:00
場所:東大地震研究所第3会議室

参加者:青井、岩田、植竹、大堀、工藤、纐纈、笹谷、佐藤(俊)、横井(以
上委員)、泉谷、藤原、古村(以上オブザーバー)

資料
(1)前回議事録(横井より提出)
(2)強震動予測講習会案内(岩田より提出)
(3)WPGM(2004, ハワイ)へのセッション申し込み(横井より提出)
(4)学術会議関連資料(工藤より提出)

議題
1. 前回議事録の確認
前回議事録が承認された。
2. 平成16年度体制
来年度の委員会実施体制について議論があった。
3. 各調査班の活動報告
調査班A:青井より2003秋季大会特別セッションについての報告があった。
又、2004合同大会には特別セッションを申請しない方針を確認した。併せて、
強震動関連のレギュラーセッションと特別セッションの連携についての議論が
あり、プログラム編集委員会に出す要望をまとめることとなった。
調査班B:佐藤(俊)より強震動関連出版物の進捗状況について説明があっ
た。併せて、岩田より資料(2)に基づき、今年度の講習会開催についての説明
があった。
調査班C:大堀より今後の研究会実施予定についての説明があった。
4. 学会内の動きおよび対応
纐纈より理事会の来年度体制の準備状況等についての説明があった。
5. 学会外の動きおよび対応
横井より資料(3)に基づきWPGMへの特別セッション申し込みの報告があった。
工藤より資料(4)に基づき、学術会議の動きについて情報提供があった。又、
日本地震工学会の呼びかけで実施される阪神淡路大震災十周年記念行事に日本
地震学会も参画する旨の情報提供があった。
6.その他
強震動委員会終了後、下記の要領で研究会を実施した。
講師:遠田晋次さん[(独)産業技術総合研究所・活断層研究センター]
話題:活断層情報から強震動予測は本当に可能なのか?:疑問だらけの活断層評価
7.次回強震動委員会終了後下記の要領で研究会を実施する。
日時:2004年3月15日(月)16:00-17:30
講師:坪川博彰さん(損害保険料率算出機構研究部)、水越熏さん((株)
イー・アール・エス)
話題:リスク評価・リスクマネジメント関連
8.次回日程
日時:2004年3月15日(月)14:00-16:00
場所:東京大学地震研究所第2会議室


第46回日本地震学会強震動委員会議事録
日時:2004年3月15日14:00-16:00
場所:東大地震研究所第2会議室

参加者:岩田、植竹、大堀、香川、川瀬、工藤、纐纈、笹谷、澤田、武村、
東、久田、横井(以上委員)、藤原、古村、松崎(以上オブザーバー)

資料
(1)前回議事録(横井より提出)
(2)強震動予測講習会実施報告(香川より提出)
(3)強震動委員会・第二回研究会の報告(大堀より提出)
(4)阪神・淡路大震災10周年行事に関する資料(岩田より提出)
(5)学術会議関連資料(工藤より提出)
(6)土木学会・日本建築学会の共同研究に関する資料(纐纈より提出)

 議題
 1. 前回議事録の確認
前回議事録が承認された。
 2. 平成15年度決算
今年度、講習会及び委員会旅費の支出について報告があった。
 3. 平成16年度予算申請
来年度の予算申請に関して議論があった。
 4. 平成16年度体制(委員公募、他委員会対応等)
新旧幹事団で対応案を作ることが承認された。
 5. 各調査班の活動報告
調査班B:香川より資料(2)に基づき、強震動予測講習会実施結果について、ま
た、報告文を地震学会ニュースレターに投稿する旨、報告が

あった。加えて、講習会資料の残部の取り扱いに関する議論があった。
調査班C:大堀より資料(2)に基づき、第二回研究会実施結果の報告と今後の研
究会実施予定について、また、報告文を地震学会ニュースレターに投稿する
旨、報告があった。
 6. 学会内の動きおよび対応
纐纈より、理事会の動きについて情報提供があった。
 7. 学会外の動きおよび対応
横井より、WPGMに提案していたASC pilot project関連セッションが承認され
たことが報告された。
川瀬より、13WCEEの原稿締め切りが3/17まで延期されたとの情報提供があった。
岩田より、資料(4)に基づき、「阪神淡路大震災10周年地震工学シンポジウ
ム」の準備状況についての情報提供があった。
工藤より、資料(5)に基づき、学術会議関連、特に阪神淡路大震災特別記念イ
ベント「地震工学の最前線研究(仮タイトル)」の準備状況について情報提供
があった。
纐纈より、資料(6)に基づき、土木学会・日本建築学会の共同研究に関する情
報提供があった。
8.イラン・バム地震現地調査短報
現地調査団に参加した久田より、現地被害状況に関する情報提供があった。
9.強震動委員会終了後、下記の要領で第三回研究会を実施した。
時刻:16:00〜17:30
  講師:坪川博彰氏(損害保険料率算出機構)、水越熏氏[(株)ERS]
  話題:坪川氏より「自然災害とリスクコミュニケーション」
     水越氏より「企業における地震リスクマネジメントの現状と課題」
参加者は25人(講師2名含む)であった。

 9.次回日程
5月10日12:30-13:30 合同大会会場内203号室



強震動委員会のページに戻る