2013年度 強震動委員会議事録


第89回強震動委員会議事録

日時:2013年5月19日(日) 13:00~14:00
場所:幕張メッセ・103会場
出席者(敬称略):香川(委員長),青井,岩田,植竹,隈元,纐纈,司,芝,竹中,武村,津田,中原,畑山,松崎,宮腰,盛川,山中,横井(以上委員)

資料
89-1 第88回強震動委員会議事録
89-2 強震動委員会委員ML(asahi-net)登録状況[2013/05/19現在]
89-3 調査班A報告
89-4 B班資料
89-5 資料(C班)

議題:
0.強震動委員会委員ML(asahi-net)登録状況について
 資料89-2により,畑山から強震動委員会委員ML(asahi-net)の登録状況の紹介があり,登録内容に変更のある委員は畑山まで申し出をするよう呼び掛けがあった.


1.各調査班からの報告等
■調査班A
資料89-3により,中原班長から,今回の日本地球惑星科学連合大会において強震動委員会と日本地震学会大会企画委員会の共同提案により設けられたセッション「南海トラフなどの巨大地震の強震動・津波予測」の構成(コンビーナ,時間割,特別講演,発表件数)等について報告があった.また,今年の日本地震学会秋季大会に向けて,関東地震90周年に当たる年であることから,特別セッションの提案も考えられるところであるが,調査班Aとしては,強震動委員会単独での提案は見送り,他委員会等からの呼びかけがあれば連携して特別セッションを提案していくとの考えが示され,了解された.平成26年連合大会に向けては,セッション提案の締切りは例年10月下旬であり,テーマについては8月中を目途に調査班Aとしての案を固める方針であることが報告された.

■調査班B
資料89-4により,津田班長から,今年の12月16日の週に東京工業大学田町キャンパスにおいて、第13回「強震動-その基礎と応用」を開催する案の説明があった.テーマは前回に引き続き,地震動計算の理論と実習で,実習については波数積分法を用いた地震動計算を取り上げること等が説明され,了承された.講習内容については,①プレート境界巨大地震の震源のモデル化,②長周期地震動の建物応答への例(仮)(講師:佐藤智美氏),③波数積分法を用いた地震動計算実習(講師:久田委員)との案が示された.①の講師については,議論の結果,岩田委員が務めることとなった.今回,受講者募集始に当たっては,案内を出す学会間で募集開始時期がずれることのないようにすることが再度確認された.今後,調査班Bにおいて具体的な準備作業を行っていくこととなった.

■調査班C
資料89-5により,宮腰班長から,1月頃に予定される強震動委員会の際に研究会を開催する案とともに,10月の日本地震学会秋季大会の際の研究会開催については,特別シンポジウムの開催計画が未定であり,その決定を受けて開催するかどうかを検討するとの考えが示され,ともに了承された.また,現時点で挙がっている講師案の紹介もなされた.

3.学会内外からの報告
【理事会等報告】
香川委員長から,次の報告があった.
*8月27日(火)に地震工学会と共同で,関東地震90周年を記念する一般向けシンポジウムが開催されることとなっていること.
*日本地震学会秋季大会における「特別シンポジウム」の課題募集に対しては,提案がなかったこと,現在理事会において学校教育,アウトリーチをテーマとする「特別シンポジウム」を開催することができないか検討が進められていること.
*欧文誌EPSの出版費用に係る科学研究費補助金申請については,今年度は満額の配分が得られたこと.
*来年の秋季大会は,新潟地震50周年を記念して,11月24日~26日に新潟市で開催されることになったこと.
*日本地球惑星科学連合のジャーナルが刊行されることとなったこと.
*国立科学博物館で,6月11日から9月8日までJohn Milne博士没後100年特別公開が行われること(7月13日に柴田明徳先生らによる記念講演が行われる).

【他学協会等報告】
*来年の秋(11月後半から12月前半),日本地震工学シンポジウムがに開催される.場所は,幕張メッセとなる見通し.
*8月30~9月1日,日本建築学会,札幌市.
*9月14~16日,歴史地震研究会,秋田市.
*9月24日,日本地震工学会地盤情報データベースを用いた表層地質が地震動特性に及ぼす影響に関する研究委員会主催の国際WS.
*9月25日,地震マイクロゾーネーションに関する国際シンポジウム.
*11月18~20日,物理探査学会国際シンポジウム,横浜.
*「日本被害地震総覧」の改訂版が,9月に出版されるはこびとなっている.


4.その他
次回委員会は8月6日(火)16時から開催することとなった(場所未定).

以上

補遺
委員会後,21日(火)に開催された理事会に関して香川委員長から次の情報提供があった.
*日本地震学会秋季大会における特別シンポジウムの実施についてはまだ検討の余地が残ったものの,実施するとしても,学会中日,若手研究奨励賞の講演の後に実施する見通しであること.
次回8月6日(火)16時からの強震動委員会の開催場所は,東京大学地震研究所1号館3階の会議室となった.


注)日本地震学会ニュースレターには,イタリック体の部分を省略して掲載しています.



第90回強震動委員会議事録

日時:2013年8月6日(火) 16:00~18:00
場所:東京大学地震研究所2号館2階・講義室
出席者(敬称略):香川(委員長),川崎,纐纈,司,芝,津田,中原,畑山,古村,干場,松崎,宮腰,横井(以上委員)

資料
90-1 第89回強震動委員会議事録
90-2 調査班A報告
90-3 B班打合せ資料
90-4 資料(C班)


議題:

1.各調査班からの報告等
■調査班A
 資料90-2により,中原班長から,5月の日本地球惑星科学連合大会において強震動委員会と日本地震学会大会企画委員会の共同提案により設けられたセッション「南海トラフなどの巨大地震の強震動・津波予測」の結果報告が,日本地震学会ニュースレター7月号に「シンポジウム報告」として掲載されたこと,来年の連合大会におけるセッションの提案に向けて,A班においてテーマの検討が開始されたことが報告された.セッション提案の締切りは,例年10月下旬であることから,次回の強震動委員会でテーマ等を決定するとの方針.
 来年は新潟地震50年及び新潟県中越地震10年,再来年は兵庫県南部地震20年に当たる年であり,大会企画委員会からの要望もあったことから,来年及び再来年の地震学会秋季大会において,強震動委員会からこれらのことに関連する特別セッションを提案することとなった.

■調査班B
 資料90-3により,津田班長から,12月16日に東京工業大学田町キャンパスにおいて開催する講習会の準備状況が説明された.講習会の全体タイトル(テーマ)はB班において検討中とのこと.各講習の担当講師は決定しており,講習タイトルは,現時点の案として,①プレート境界巨大地震の震源特性とモデル化[講師:岩田委員],②地震動予測式に基づく長周期地震動[講師:佐藤智美氏],③波数積分法を用いた地震動計算(実習)[講師:久田委員]が示された.テーマ及び講習タイトルについては,講習会案内文作成時(8月中)に確定させるとのこと.
 今年の講習会も昨年に引き続き,活断層学会及び日本地震工学会との共催とし,両学会の会員は,地震学会会員と同じ受講料で受講できることとした.共催とすることについての両学会との連絡調整は,香川委員長が担当することとなった.
 受講申込み受付方法については,今年は前年の反省を踏まえ,あらかじめ受付開始日を決め,受付開始日より前に案内を送付(9月中)することにより,案内を受け取る時期の違いで不公平が起こらないようにすることとした.
 案内送付先は,地震学会,活断層学会,日本地震工学会の他,土木学会,物理探査学会[香川委員長],日本建築学会[久田委員],日本地球惑星科学連合[古村委員]とした([]内は連絡担当者).
 香川委員長からB班に対して,講習会の収支計画を作成するよう依頼があった.また,講習会当日,香川委員長は出席不可能につき,冒頭のあいさつは代理を立ててほしいとのこと.


■調査班C
 資料90-4により,宮腰班長から,地震学会秋季大会の前日,10月6日の18時30分から,かながわ労働プラザ(横浜市)において第24回強震動委員会・研究会を開催することが報告された.講師は,大沼巧氏((株)地球科学総合研究所)で,講演題目は「衛星SAR差分干渉法による地表変位検出」.また,1月頃に開催予定の強震動委員会の後にも研究会を開くとの考えが示された.

3.その他
 香川委員長から,来年度以降の強震動委員会の活動方針について,新規の内容も含め議論し,今年度最終の委員会までに方針を打ち出す必要があるとの発言があった.これを受けて,委員から次の意見があった.
 *例えば,地震本部への提言をアウトプットとするなどして,研究的要素を委員会の活動内容に盛り込んではどうか.
 *なゐふる,ニュースレターの連載企画を考えてはどうか.
 *他学会では委員会で事業を受託しているケースがある.地震学会も法人化したので,そのようなことは可能なのではないか.

 次回委員会は地震学会秋季大会期間中に開催することとなった(場所未定).10月8日(火)の昼休みに開催する方向.

4.学会内外からの報告
【理事会等報告】
 香川委員長から,次の報告があった.
 *「地震」掲載の泊次郎氏による寄書に基づき,地震学会の設立日を1880年3月11日と認識を改める.
 *今年の秋季大会のスケジュール:10月7日(月),若手学術奨励賞の発表に引き続いて,特別シンポジウム「教育を通じた地震災害軽減の現状と課題」;8日(火),ジョン・ミルン関係のビデオ映写(展示スペースを予定);9日(水),昼休み中に現状の報告会的な集会(会長提案).
 *秋季大会における学生優秀発表賞の選考対象,これまでは学生会費が適用されていてかつ以前に本賞を受賞していない会員による発表とされてきたが,今後は当該会員が選考対象となることを希望するとの条件が加えられる方向.
*日本学術振興会育志賞への推薦,これまでは学生優秀発表賞受賞者及び応募者から推薦してきたが,今後は被推薦者の公募を基本とする方向.
 *「東日本大震災合同調査報告」が地震学会を含めた8学会で編集され,2014年1月刊行予定.
 *12月2日,日本学術会議土木工学・建築学委員会及び東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会(28学会)主催のシンポジウム「南海トラフ地震に学界はいかに向き合うか」(於:日本学術会議講堂).
 *8月27日,関東地震90周年記念シンポジウム(於:東京都江戸東京博物館),残席多数.午前の「関東大震災を歩く」は満席.

【他学協会等報告】
 *日本地球惑星科学連合から刊行されるジャーナル(JpGUジャーナル)の論文募集が始まる.JpGUジャーナルでは,連合大会における質の高い研究発表に対しても投稿を依頼することとしている.
 *2014年12月4日~6日,日本地震工学シンポジウム(於:幕張メッセ).査読なし.査読論文としては日本地震工学会論文集の特集号に投稿してもらう.
 *9月24日,表層地盤が強震動に及ぼす影響に関する国際ワークショップ(於:政策研究大学院).
 *9月25日,地震マイクロゾーネーションとリスク軽減に関する国際ワークショップ(於:政策研究大学院).
 *10月4日~6日,微動の会(静岡県伊豆の国市).
 *10月22日~24日,物理探査学会(高知市).
 *10月24日~26日,土木学会地震工学研究発表会(於:東大生産研).
 *11月26日,日本建築学会地盤震動シンポジウム(於:建築会館).


以上

注)日本地震学会ニュースレターには,イタリック体の部分を省略して掲載しています.


第91回強震動委員会議事録

日時:2013年10月8日(火) 12:25~13:05
場所:神奈川県民ホール6階会議室(日本地震学会秋季大会C会場)
出席者(敬称略):香川(委員長),岩田,植竹,川崎,司,芝,竹中,武村,津田,中原,畑山,古村,干場,松島,宮腰,盛川(以上委員)

資料
91-1 第90回強震動委員会議事録
91-2 調査班A報告
91-3 B班打合せ資料
91-4 資料(C班)
91-5 第14回日本地震工学シンポジウム(2014)におけるオーガナイズドセッションの募集



議題:

1.各調査班からの報告等
■調査班A
 資料91-2により,中原班長から,来年の日本地球惑星科学連合大会の特別セッションとして,微動探査をテーマとするものを提案する案が示され,了承された.物理探査学会に提案母体に加わることを要請することとなった.提案する案の詳細については今後A班において検討することとなった.資料91-2に示されている案に意見がある場合には,中原班長に知らせることとなった.特別セッション提案の締切りは10月24日.

■調査班B
 資料90-3により,津田班長から,12月16日に東京工業大学田町キャンパスにおいて開催する講習会の準備状況が説明された.受講申込みは10月1日に開始され,これまでに定員35名を上回る申込みがあり,現在は申込みを受け付けていない.波数積分法を用いた地震動計算の実習においては,チュータが必要であり,チュータを務めることについて協力の呼び掛けが津田班長から委員にあった.なお,講師である久田委員の工学院大学から2人のチュータに来てもらえることになっている.

■調査班C
 資料90-4により,宮腰班長から,地震学会秋季大会の前日,10月6日の18時30分からかながわ労働プラザ(横浜市)において開催された第24回強震動委員会・研究会(講師:大沼巧氏((株)地球科学総合研究所),講演題目:衛星SAR差分干渉法による地表変位検出)の結果報告があった.参加者数20名(うち委員でない方6名).加えて,次回の強震動委員会の後に研究会を開くことが提案され,了承された.講演テーマ・講師については今後C班において検討することとなった.

3.その他
資料90-5により,香川委員長から,第14回日本地震工学シンポジウム(2014年12月4日~6日,於:幕張メッセ国際会議場)運営委員会及び学術部会から日本地震学会宛に同シンポジウムにおけるオーガナイズドセッションの提案募集の通知があったこと,理事会において,本件提案については強震動委員会において検討することとされたとの説明があった.提案内容については今後A班において検討することとなった.提案の締切りは12月末日.
*次回委員会は2014年2月3日に東京大学地震研究所において開催することとなった.

4.学会内外からの報告
【理事会等報告】
香川委員長から,次の報告があった.
*秋季大会3日目の10月9日の昼休みに説明会を開催し,次の3件に関する説明を会長が行うこととなった.
①地層処分技術WG推薦依頼と地震学会回答の経緯
→回答内容は推薦一時保留.
②「地震予知検討委員会」の見直しについて(経過報告)
→「地震学を社会に伝えるWG」を地震学会のアウトリーチ活動の本部として再構築,その中に「地震予測・予知」に関する担当を置く.
③「地震」と「ニュースレター」の統合について
*欧文誌EPSが新たな発行体制に移行しつつある(現時点で原稿の受付はテラ学術出版社からSpringer社に移行ずみ).
*12月2日,日本学術会議土木工学・建築学委員会及び東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会(28学会)主催のシンポジウム「南海トラフ地震に学界はいかに向き合うか」(於:日本学術会議講堂).

【他学協会等報告】
*10月24日~25日,土木学会地震工学研究発表会(於:東京大学生産技術研究所).
*11月11日~12日,日本地震工学会年次大会(於:国立オリンピック記念青少年総合センター)
*11月26日,日本建築学会地盤震動シンポジウム(於:建築会館).
*2014年9月20日~22日,歴史地震研究会(名古屋市)

以上

注)日本地震学会ニュースレターには,イタリック体の部分を省略して掲載しています.


92回強震動委員会議事録

日時:201423日(月) 15:3017:40
場所:東京大学地震研究所1号館3階会議室
出席者(敬称略):香川(委員長),植竹,大堀,川崎,纐纈,芝,竹中,津田,畑山,古村,松島,宮腰,盛川,横井(以上委員)

資料
92-1 91回強震動委員会議事録
92-2 調査班A報告
92-3 B班資料
92-4 資料(C班)
92-5 報告事項
92-6 First Circular The 10th ASC General Assembly

議題:

1.各調査班からの報告等
■調査班A
 中原班長作成資料(資料92-2を香川委員長が代読することにより,今年の日本地球惑星科学連合大会に,物理探査学会と共同で「微動探査の近年の発展」と題する特別セッション(コンビーナ:中原班長と物理探査学会・佐藤浩章氏)を提案し採択されたことが報告された.招待講演は,産総研の長郁夫氏にSPACCCAなどのアレイ法のレビュー,応用地質の鈴木晴彦氏に微動単点法のレビューとその応用としての被害想定に関する講演を依頼し,それぞれ承諾が得られたとの報告があった.また,今年の124日から6日に開催される第14回日本地震工学シンポジウム(於:幕張メッセ国際会議場)に「超巨大地震による強震動と震源過程」と題するオーガナイズドセッション(オーガナイザー:中原班長と清水建設・佐藤智美氏)を提案したことが報告された.同様の趣旨のセッションの提案が他学会からあり,今後調整が行われるとのこと.

■調査班B
 資料92-3により,津田班長から,昨年の1216日に東京工業大学田町キャンパスにおいて開催した講習会におけるアンケートの集計結果が報告された.結果はおおむね好評であったとのこと.

■調査班C
 資料92-4により,宮腰班長から,今回の強震動委員会の後に第25回強震動委員会・研究会(講師:松岡昌志氏(東工大),講演題目:衛星リモートセンシングによる地震・津波被害の把握)を開催するとの報告があった.また,次回の研究会を今年の11月に新潟市で日本地震学会秋季大会が開催される機会を捉えて新潟市において実施することが提案された.

3.学会内外からの報告
【理事会等報告】
香川委員長から,次の報告があった.
*国会図書館がロボット検索によりインターネット情報を収集しており、学会HP及びその下層にある強震動委員会HPもその対象となっているところ,国会図書館に収集され固定されたくない情報がある場合はその内容を理事会まで報告することとなった.これについて,HPで公開している以上、収集され固定されたくない情報はないはずであるが,念のため芝委員が点検することとなった.
*「地震学を社会に伝えるWG」からの提案を受けて,理事会では,①学会HPの内容の検討・運用,②広報・アウトリーチに関する諸案件の検討,③広報・アウトリーチに関する理事会等外部からの諮問・依頼事項に関する検討を所掌とする「地震学を社会に伝える連絡会議」を設置すること,「地震学を社会に伝える連絡会議」は,HP担当委員及び地震予測・予知問題担当委員と関係各委員会から出される連絡委員から構成すること,次回社員総会においてその方針を説明することが検討されている.
*地層処分技術WG(資源エネルギー庁)が現在、科学的知見に基づく地層処分における好ましい地質環境特性について専門家からの意見を募集しているとの情報を学会MLに流した(129日).地層処分技術WGへの地震学会からの委員の推薦してほしいとの資源エネルギー庁からの要望に対してとった学会としての対応について,岩波「科学」に会長が寄稿した(20142月号、放射性廃棄物地層処分技術ワーキンググループ設立をめぐって──日本地震学会からの回答と考え方……加藤照之).
*「地震」とNLの統合決定、名称、巻番は「地震」を継承.
*学会としての意思表明(例えば、学会決議、学会要望,会長声明,理事会声明など)ができるような規則改正を検討中,次回総会で提案.
*表彰に関する委員会(学会各賞の選考委員の選任や学会外の表彰への推薦が所掌)の設置が検討されている.
*来年度の夏の学校、現時点で開催地等の立候補なし,開催が危ぶまれている.

【他学協会等報告】
*間もなく刊行されるJpGUジャーナル(オープンアクセス)、これまでに16編の論文の投稿あり,うち13編は投稿料が無料になる連合大会のコンビーナから推薦を受けたもの.
JpGU25周年を記念して,フェロー制度の創設が検討されている,ベテラン対象.
JpGUでは,中堅研究者の顕彰制度も検討している.
1117日~21日,ASC総会(フィリピン)[資料92-6関係].
62日~6日、IUGG Conference on Mathematical Geophysics, in honor of Prof. Ismael Herrera(メキシコ)[資料92-6関係].
2015314日~18日,第3回国連防災世界会議(仙台市).

4.その他
資料92-5により,香川委員長から,理事会に申請した強震動委員会及び強震動講習会のための来年度予算案が報告された
資料92-5により,香川委員長から,今年度の学会の事業報告書と来年度の学会の事業計画書に記載する事項のうち強震動委員会に関係する部分の案が示され,基本的に了承された今年度の事業報告書記載事項に,第14回日本地震工学シンポジウムにオーガナイズドセッションを提案したことを追加することとなった.
*香川委員長から,今般の学会役員代議員選挙において強震動担当の理事に立候補したことが報告された.
*来年度に向けて委員の新規募集は行わないこととなった.
ABC各班の班長は来年度継続することとなった(欠席の中原A班長についても,委員会終了後に継続を確認した).
*来年度以降の活動方針を議論した結果,来年度は現在ABC各班が担当している事業を継続するとともに,来年が兵庫県南部地震20周年に当たる年であることから,これに関連した行事を来年度中に学会として開催することを理事会に提案することとなった.
*兵庫県南部地震20周年関連行事として,兵庫県南部地震を知らない若手研究者の存在を念頭に地震学的に20年前の出来事を振り返る研究集会的なものの実施,地震本部(強震観測網含む)の歩みに焦点をあてた講演会または研究集会的なものの実施,行事に併せて被災地となった神戸市域のエクスカーションの実施などの案が出た.今後,上記提案に対する理事会の反応を待って,本格的に検討することとなった.
*次回委員会は,428日から52日にパシフィコ横浜において開催される日本地球惑星科学連合大会の期間中に大会会場において開催することとなった.

以上

注)日本地震学会ニュースレターには,イタリック体の部分を省略して掲載しています.


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