強震動委員会議事録


日本地震学会 強震動委員会 議事録 (1999年度第6回)

日時  2000年3月23日(木) 10:00−12:00
場所  東京大学地震研究所 講義室
出席者 青井真、天池文男、飯田昌弘、植竹富一、香川敬生、
    川瀬博、工藤一嘉、笹谷努、澤田純男、武村雅之、
    久田嘉章、山中浩明(以上委員)、佐藤俊明、東貞成(以上、オブザーバ
ー)。
資料  (1)第23回強震動委員会・委員会の議題(武村より提出)
    (2)強震動委員会議事録・1999年第5回(飯田より提出)
    (3)1999年度強震動委員会活動報告(武村より提出)
    (4)調査班D=強震動予測の将来像の策定(岩田・香川より提出)
    (5)基盤観測による強震計の整備状況(青井より提出)

議事内容

(A)強震動関連の動きの報告
   今回は委員会に関連深いものとして、以下の3件の報告があった。
(1)武村より、春の合同大会に関して、地震学会としては各学会の役割分担を
   明確にした上で継続の方針であるが、各学会の足並みがそろわず、今後も
   継続されるかどうかは流動的てあることが説明された。
(2)工藤より、地震調査推進本部において、地震危険度予測地図の作成および
   平野部の地下構造探査に関して、議論が進められていることが報告された。
(3)青井より、「基盤観測による強震計の整備状況」という資料をもとに、
   2000年3月現在における、強震計の設置状況が説明された。

(B)活動内容
   新年度から4つの調査班を設置して活動している。
   調査班のメンバーは以下のようである。
   調査班A=平野部の地下構造の探査に関する調査及び提案:
        横井(班長)、青井、工藤、纐纈。
   調査班B=自治体の強震観測調査及び研究者とのネットワーク:
        久田(班長)、泉谷、香川。
   調査班C=強震動の研究成果の普及及び解説書の出版:
        山中(班長)、天池、飯田、植竹。
   調査班D=強震動予測の将来像の策定:
        岩田(班長)、入倉、香川、川瀬、澤田。

   活動内容に関する具体的な議論を行なった。
(1)調査班Dの香川より、「調査班D=強震動予測の将来像の策定」という資料を
   もとに、昨年11月30日に開催された研究討論会の報告に関する説明が
   なされた。また、活断層及びそのモデル化に関する重要性が指摘され、
   調査班の設置も含めて検討していくことになった。
(2)武村より、「なゐふる」において強震動関連記事の連載を続けたいので、
   どなたかに担当をお願いしたい旨が説明された。

(C)委員会の今期のまとめと来期の準備
(1)今期の成果、今後の課題などをまとめた「1999年度強震動委員会
   活動報告」が武村より配付された。
(2)笹谷は来期も委員長を継続する。新しい2人の幹事として、山中と横井が
   承認された。また、新年度の委員会の活動案の作成を、委員長と幹事に
   お願いすることになった。

(D)次回開催
   2000年度第1回強震動委員会
   日時: 2000年5月19日(木)

日本地震学会 強震動委員会 議事録 (1999年度第5回)

日時  2000年1月12日(金) 10:00−12:00
場所  東京大学地震研究所 第2会議室
出席者 青井真、天池文男、飯田昌弘、泉谷恭男、入倉孝次郎、
    岩田知孝、植竹富一、香川敬生、川瀬博、工藤一嘉、
    纐纈一起、笹谷努、武村雅之、久田嘉章、横井俊明(以上委員)、
    芝良昭、東貞成、藤原広行(以上、オブザーバー)。
資料  (1)第22回委員会議題(武村より提出)
    (2)第21回委員会議事録(飯田より提出)
    (3)台湾集集地震:強震動に関する勉強会(横井、芝より提出)
    (4)調査班Dの報告(岩田より提出)
    (5)調査班Bの活動(久田、泉谷、香川より提出)
    (6)強震観測の最新情報「名古屋地域強震観測研究会に
       おける地域の観測データ活用の試み(久田より提出)

議事内容

(A)強震動関連の動きの報告
   今回は委員会に関連深いものとして、以下の3件の報告があった。
(1)笹谷、武村より、地震学会の理事会において、地震災害時に
   地震調査を実施したり、学会として見解を提出する災害
   委員会(仮称)を、設置の方向で検討していることが説明された。
(2)武村より、春の合同大会に関して、各学会とも、規模を縮小しないで
   継続していきたいと考えていることが報告された。地震学会としては、
   各学会の役割分担を明確にした上で継続の方向であることも
   説明された。
(3)纐纈より、大都市圏強震動総合観測ネットワークシステムに関する
   簡単な説明がなされた。

(B)活動内容
   新年度から4つの調査班を設置して活動している。
   調査班のメンバーは以下のようである。
   調査班A=平野部の地下構造の探査に関する調査及び提案:
        横井(班長)、青井、工藤、纐纈。
   調査班B=自治体の強震観測調査及び研究者とのネットワーク:
        久田(班長)、泉谷、香川。
   調査班C=強震動の研究成果の普及及び解説書の出版:
        山中(班長)、天池、飯田、植竹。
   調査班D=強震動予測の将来像の策定:
        岩田(班長)、入倉、香川、川瀬、澤田。

   活動内容に関する具体的な議論を行なった。
(1)調査班Bの久田より、「調査班Bの活動」という資料をもとに、
   次回のニュースレターの「強震観測の最新情報」には、「名古屋地域
   強震観測研究会における地域の観測データ活用の試み」を掲載の予定で
   あることが説明された。また、気象庁の強震波形の収集基準の見直しに
   関しては、震度2まで収集する方向で準備中であるとの報告が
   なされた。
(2)調査班Dの岩田より、「調査班Dの報告」という資料をもとに、11月
   30日に開催された研究討論会の報告に関する説明がなされた。
   「ニュースレター」に加え、「なゐふる」にも報告を掲載する方向で
   検討することになった。

(C)台湾地震への対応
   本日の午後に開催される報告会のまとめを、「なゐふる」と「ニュース
   レター」に掲載する。横井と芝が担当する。

(D)委員会の今期のまとめと来期の準備
(1)各班の班長は、今期の成果、今後の課題などをまとめて、1月末
   までに武村あてに送ることになった。
(2)笹谷委員長は来期も継続の意志があり、継続ということで支持された。
   2人の幹事は交代するので、幹事になる意志のあるもの、委員会に
   対する意見のあるものは、次回の委員会までに武村あてに連絡する
   ことになった。

(E)次回開催
   1999年度第6回強震動委員会
   日時: 2000年3月23日(木) 10:00−12:00
   場所: 東京大学地震研究所 講義室(2F)

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