会員、連携会員、協力学術研究団体 各位
日本学術会議事務局
平素より大変お世話になっております。
本日、2025年6月12日、日本学術会議事務局において記者会見を開催しました。
冒頭の光石衛会長の発言(下記のとおり)におきまして、日本学術会議会長談話「日本学術会議法案の成立を受けて」及びGサイエンス学術会議2025共同声明等の総理手交について御説明いたしました。
記者会見で配布した資料は、日本学術会議のホームページに掲載しております。
まず最初の御報告ですが、昨日の法案成立を受けて、会長談話を公表いたしました。少し長いですが、全文を読み上げます。
≪会長談話読み上げ≫
以上です。会長談話については、日本学術会議のウェブサイトに掲載しております。なお、新法に関する準備については、具体的には今後検討していくので、本日ご報告するものはありません。
また、昨日午後、坂井大臣に面会してまいりました。短時間の面会でしたが、学術会議と政府とのコミュニケーションが大事であり、お互いにしっかりコミュニケーションをとりたい、大臣にもお願いしたいとお伝えし、大臣にもご賛同いただきました。そのほか、附帯決議への誠意ある対応、学協会や研究者から様々な御意見があったことへの受け止めなどについてお伝えし、最後に、学術会議と政府が思いを同じくして、協力して進めるように、とのお話をしてまいりました。
そして、本日午後、本年5月にカナダ・オタワにて開催された「Gサイエンス学術会議」において取りまとめられた共同声明及び共同宣言について、官邸にて石破総理大臣に手交してまいりました。
年のGサイエンス学術会議では、「先進技術とデータ・セキュリティ」、「持続可能な移住」、「気候変動対策と健康レジリエンス」の3つのテーマについてパネルディスカッションが行われるとともに、G7ナショナル・アカデミー代表による、「オタワ宣言」が議論されました。
これらの内容を、15日から始まるG7サミットでの議論に御活用いただきたい旨、私から総理へ申し上げました。
プレス退出後、総理から共同声明に関して、
との御発言をいただきました。