会員、連携会員、協力学術研究団体 各位
日本学術会議事務局
平素より大変お世話になっております。
2025年7月28日、第387回幹事会を開催するとともに、記者会見を行いました。
今回の幹事会では、公開シンポジウム等について決定しました。
記者会見では、冒頭の光石衛会長の発言(下記のとおり)におきまして、坂井大臣との面会や、8月2日開催の「日本学術会議in石川」について御説明いたしました。
幹事会資料及び記者会見で配布した資料は、日本学術会議のホームページに掲載しております。
本日、幹事会に先立ち、坂井大臣が日本学術会議を訪問され、幹事会構成員との意見交換が行われました。
坂井大臣からは、法人化してよかったと国民の皆様や会員の方に思っていただけるような学術会議になるよう、コミュニケーションをとりながら、力を合わせていきたい旨の御発言がありました。
私からは、法人の設立については、日本学術会議が自ら主導し、国民や社会の期待に応える制度設計を進めていくための準備作業を開始していること、新しく成立した法律や附帯決議を踏まえ、運営及び活動における独立性、自主性及び自立性の尊重を旨として行っていくことが重要と考えていることをお伝えしました。
学術会議としても、引き続き様々な形で政府とコミュニケーションを図っていきたいと考えております。
今後の公開シンポジウム等の開催予定については、日本学術会議のウェブサイトに掲載しておりますので御覧いただければと思いますが、一点ご紹介させていただきます。
今週末8月2日(土)石川県金沢市において地方学術会議「日本学術会議in石川」として、「大災害からの復興と持続的社会のモデルを目指して~半島地域からの問題提起」をテーマとした学術講演会を開催いたします。
本会議は、令和6年1月に発生した能登半島地震や同年9月に発生した奥能登豪雨も踏まえ、災害からの復興過程で明らかになった課題を共有し、これまでの取組を検証し、今後必要なことを探ることを目的としており、私を含め、三枝副会長、磯副会長、日比谷副会長も出席予定となります。