プレスリリースEvent

第18回地震火山こどもサマースクール/地震学会熊本地震住民セミナーのご案内

報道関係各位 様

第18回地震火山こどもサマースクール実行委員会
実行委員長 西村博則 益城町長

 益城町や関係学会、熊本大学で作る実行委員会が主催して、小中高生に地震や火山のしくみや大地の営みを体感してもらう地震火山こどもサマースクール「熊本地震で見つけた大地のヒミツ」を、8月9、10日の両日、熊本県益城町の益城町交流情報センターや同町内各地で行います。
 また、10日午後には地震学会が主催する「熊本地震住民セミナー」も同時開催いたします。

 地震火山サマースクールは、3学会が中心になって、所属する第1線の研究者や学校教育関係者らによって1999年からほぼ毎夏、行ってきました。今年は、熊本地震で厳しい被害にあった益城町の小中校生らが参加して、地表に現れた断層や過去の火山噴火の痕跡などを野外観察して大地の営みを深く知ったり、身近な材料を使った実験で地震や火山噴火のしくみを実感しつつ、地震や火山噴火と人びとの暮らしや歴史などについての理解を深め、益城町のこれからの暮らしについても考えます。参加した子どもたちは、小学生から高校生までで数人のチームに分かれて学習。2日目午後には、各チームがこのサマースクールで発見したことを発表する公開フォーラムを、益城町交流情報センターで行います。益城町では、子どもたちがこのスクールで見つけた結果を、今後の復興プランなどにも活用していく方針です。

 また、地震学会が主催する住民セミナーは、昨年夏に阿蘇市で実施して以来、熊本地震の被災地では2度目の開催です。地震学会による住民セミナーは、2008年の岩手宮城内陸地震や東日本大震災でも開催されてきましたが、専門家が一方的に解説をするのではなく、参加した地元の住民の皆さんの疑問に答える質疑を重視した構成になっております。

 皆さまの当日取材をお待ちしておりますが、プログラムの進行や参加する子どもたちの安全などのため、下記のように取材場所などを一部制限させていただきます。詳しいことは事前にお問い合わせ下さい。当日、受付では参加者に渡す資料などもお分けします。

子どもたちへの直接インタビューは、休憩時間に限って、子どもたちにも了解を得て行っていただくようお願いします。
益城町交流情報センター内での取材場所などは、サマースクールのTシャツを着たスタッフの指示に従って下さい。
また、移動中のバスへの同乗はできません。

 添付した過去の記事や、以下のホームページでも、過去のサマースクールの様子などがご覧いただけますので、参考にしていただければ幸いです。
http://www.kodomoss.jp/

実行委員会構成団体

益城町、益城町教育委員会、公益社団法人日本地震学会、特定非営利活動法人日本火山学会、一般社団法人日本地質学会、熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター

協力

日本活断層学会、後援:文部科学省、国土交通省、国立研究開発法人防災科学研究所、熊本県教育委員会、阿蘇ジオパーク推進協議会、公益財団法人阿蘇火山博物館

この資料に関する取材・問い合わせ

概要や益城町関係

実行委員会事務局・益城町教育委員会(担当:坂本文隆・096-286-3307)

取材の詳細

日本地震学会(担当理事:中川和之時事通信編集委員・090-8649-3180)

詳細

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